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LRC2EXO-Python v1.1.0_a1にて、ルビ拡張規格のLRCファイルに暫定対応いたしました。

公開日:2025/05/12 更新日:2025/05/12

LRC2EXO-Python v1.1.0_a1にて、ルビ拡張規格のLRCファイルに暫定対応しました。以前は、ルビ付きの場合txt2ass向けのKRAファイルのみ対応しておりましたが、ニコカラメーカー等では一般的なルビ拡張規格のLRCファイルを読み込み、ルビに設定されているタイムタグを反映してワイプができるようになりました。

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改善概要

  • シンプルなLRCファイル、txt2ass向けカラオケタグ(KRAファイル)に加え、ルビ拡張規格LRCファイルに暫定的に対応したバージョンです。
  • 歌詞形式の明示的な指定は必要ありません。--input_lrc_pathで指定した歌詞ファイルを読み込み、自動的に形式を判別して生成されます。
  • RhythmicaLyricsの「ファイル>出力>ルビ拡張規格でタイムタグ出力」で書き出したLRCファイルを利用してください。
  • ルビの文字列の中にタイムタグが指定されている場合、ルビの字幕がそれに沿ってワイプします。

既知の問題点(v1.1.0_a2で修正予定)

  • 歌詞の漢字部分のワイプとルビの文字単位のワイプが同期していない問題
  • @Rubyで文字ごとにワイプするルビの定義があれば、それに応じて漢字側の歌詞のワイプも同期するように調整
  • settings.jsonに新たな変数を設け、デフォルトで同期する
  • 文字ごとにワイプするルビが定義されていた場合も、歌詞側にRUBY.ADJUST_WIPE_SPEEDが適用されてしまう
  • settings.jsonに新しい変数を設けて、対象の歌詞については無効にできるよう実装
  • デフォルトで無効とする
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